すみません。スマホゲームをなめていました
半年ちょっと前くらいからでしょうか。
友人の紹介でスマホゲームをやるようになったのですが、当初私はスマホゲームに対して良い印象を持っていませんでした。単純に時間とお金の無駄だと思っていました。ただ、「楽しい」という以外の視点でみてみると、仕事や自己実現にもつながる重要なポイントが多くありました。ちょっと、そんな気づきについて書いてみたいと思います。
もちろん、今でもしっかり自分をコントロールしながらやらないと、ゲームにのめりこみすぎる危険性はあります。はまりすぎてしまった人を「廃人」と呼ぶ場合もあるといいます。たしかに、中毒性や依存性も高いのも特徴だと思います。なので、ゲームをすること自体をここで推奨はしません。ただ、色々な視点があるということだけお伝えできればと思います。
今回私がやっているゲームはMMORPGというジャンルです。詳細は、以下のはてなページにお任せしますが、簡単にいうと、たくさんの人がオンライン上に会するロールプレイングゲームです。
昔のゲームは、一人の人が、ゲームという作られた世界で遊ぶというものでしたが、今は、多くの人が、作られた世界の中で一緒にゲームを楽しむという内容に変わってきています。つまり、ゲームの中の相手は、その後ろに実態のある別の人間がいるという状態です。
目次:
世界のルールを理解する。
まずは、ルールを知る。ゲームのルールを知ることはもちろんですが、実際の世界と、ゲームの中の世界はちょっと違います。
そこには、自分と同じ人間がいます。正直、ゲームのキャラクターだけでは、相手が男なのか、女なのか、年齢すら把握が難しいです。そういう世界の中で、どのようにコミュニケーションをとるのか、コミュニケーションの方法を学ぶ必要があります。
これは、国や地域によって、文化や習慣、社会的なルールが違うのと同じ事です。
一般的な社会のルールを学んだあとは、自分が所属するチームやグループのルールを知る必要があります。同じ社会でも、所属するチームなどによって、様々なルールがあります。自分にあったルールのあるチームを選ぶことはとても重要です。
また、ルールを守らない事が、その所属するチームに多大な迷惑をかける可能性も多くありますし、場合によっては、そのチームはもちろん、その社会に居られなくなり、ゲーム自体をやめてしまう場合もあります。
継続はちからなり
MMORPGの特徴は、日課としてゲームをやることで、様々な報酬をもらえる点です。もちろん、ゲーム会社が中毒性をもって我々を継続させるために行っている事は理解しつつも、毎日やることが重要という点は、とても良い点だと思います。
中毒性と一言でいってしまうとネガティブに聞こえてしまいますが、そこには、強くなりたい、チームに貢献したいというモチベーションがあります。
習慣化することで、成果につながるという仕組みは、しっかり普段の生活の中でも活かせるがたくさんあると思いますし、上記のようなモチベーションをもって、会社の人間が仕事している会社はきっと強いのではないでしょうか。グーグルの福利厚生や会社内の待遇がすごいという話は良く見聞きすると思いますが、このスマホゲームに通ずる点があるのではないでしょうか。
最近、社員のエンゲージメントやモチベーションに特化したビジネスに脚光があたっているように思いますが、結局そこを強くしないとサステイナブルな結果がでないということにみんな気づき始めたのだと思います。
勝てる人は三種類
- 本気の人:ゲームだとしても勝負時には、勝ちにこだわりリーダーシップを発揮する人。一人の力ではどうしようもありません。勝つ為の戦略を作ることも必要ですし、一緒に頑張っていこうと他者を巻き込む事も必要です。役割分担をしっかり作って、得意分野ごとに力を発揮することも重要になってきます。
- お金のある人:ゲームは、お金をかけると一歩周りの先に行けます。つまり、資産能力が高い人ほど、成功する可能性は高いです。なんでもそうですが、やはり資金力があれば、勝てる可能性は高くなります。ただ、お金だけではどうしようもないという点もあるのが面白い点ですが。
- やり続ける人:コツコツやれば、微課金でも成長が可能です。やり続ける事で、自分が成長するとともに、周りの強い人が、辞めていく可能性もあります。ちょっと卑怯にも聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。成功者に共通することは、成功するまでやり続ける事だからです。
ちなみにわたくしRがコツコツやっているゲームはこちら
もう一つゲームから学ぶ点は、客である我々のエンゲージメント戦略です。ライバルが多くいる同じジャンルのゲームの中で、どうやったら継続させることができるのか。
たぶん、他のゲームでもそうなのだと思うのですが、以下が、私の気づきとして認識している点です。
- 毎日コツコツやることが成果につながり、他のライバルをリードできる仕組み
- チーム制をつくり、そのチームに所属させる事で、ゲームを通した一つの社会への所属につながる仕組み
- 飽きが来るであろうタイミング事に、様々なイベントを開催してモチベーションを上げる仕組み
他にも色々あるのですが、大きくは上記の点かなと思います。こういう視点で見ていくと、ただの廃人にはならず、ゲームをすることが自分の生活に更にプラスのものとして生きていくと思います。
結局重要な事は
ごちゃごちゃオンラインゲームに関して自分の意見を書きましたが、正直ただ楽しいからやるでも十分だと思います。色々な考え方はあると思いますが、様々な事のほとんどは自分勝手な理論、理屈だと思います。
結論はやっている人が楽しければよいのだと思います。仮に廃人と呼ばれる状況になったとしても、自分がそれで楽しければそれでいいのだと思います。私たちは、たくさんの事を「こうあるべき」と決めつけてしまっている事が多いのではないかと思っています。